映画「ハーモニー」を見てきました(ネタバレあり)

project itohの2作品目となる映画「ハーモニー」を見てきました。

「ハーモニー 映画」の画像検索結果

wikiより原作のあらすじ)

統治機構「生府」の下で高度な医療経済社会が築かれ、そこに参加する人々自身が公共のリソースとみなされ、社会のために健康・幸福であれと願う世界が構築された。ザ・メイルストロムから半世紀を経た頃、女子高生の霧慧トァンは生府の掲げる健康・幸福社会を憎悪する御冷ミァハに共感し、友人の零下堂キアンと共に自殺を図ったが、途中で生府に気付かれ失敗し、ミァハだけが死んでしまう。

13年後、WHO螺旋監察事務局の上級監察官として活動していたトァンは、ニジェールの戦場で生府が禁止する飲酒・喫煙を行っていたことが露見し日本に送還されてしまう。日本に戻ったトァンはキアンと再会し昼食を共にするが、そこでキアンは「ごめんね、ミァハ」という言葉を残し自殺する。同時刻に世界中で6,582人の人々が一斉に自殺を図る同時多発自殺事件が発生し、螺旋監察事務局が捜査に当たることになった。トァンは事件に死んだはずのミァハが関係していると考え、ミァハの遺体を引き取った冴紀ケイタの許を訪れた。そこでトァンは、父親である霧慧ヌァザが人間の意志を操作する研究を行っていたことを聞かされ、ヌァザの研究仲間ガブリエル・エーディンがいるバグダッドに向かおうとする。その際、トァンは自殺直前のキアンがミァハと通話していたことを知り、ミァハが生きていたことに驚愕する。

バグダッドに向かう途中、トァンはインターポール捜査官のエリヤ・ヴァシロフから接触を受け、生府上層部に人間の意志を操る「次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループ」という組織があり、同時多発自殺事件に関与していることを聞かされる。また、空港に向かう車内で同時多発自殺事件を実行した犯人の犯行声明がテレビ放送され、「健康・幸福社会を壊すため、1週間以内に誰か1人を殺さなければ、世界中の人間を自殺させる」と宣言した。トァンは犯人の思考がミァハと同じことに気付き、バグダッド行きの飛行機に乗り込む。

バグダッドに到着したトァンはエーディンと面会するが、その日の夜に「次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループ」の中心人物である父ヌァザからの接触を受ける。ヌァザはトァンに人間の意志を制御しザ・メイルストロムの再来を防ぐ「ハーモニー・プログラム」のために研究を行い、その実験体としてミァハをバグダッドに連れて来たと語った。しかし、ヌァザは「研究の副作用として、"ハーモニー・プログラム"を実施した場合、人間の意識が消滅してしまう」として、同時多発自殺事件は「ハーモニー・プログラム」を実行するために急進派のミァハが仕組んだことだと伝えた。そこにミァハの仲間のヴァシロフが現れヌァザを拘束しようとするが、トァンと相打ちになって重傷を負い、トァンをかばったヌァザは死んでしまう。トァンはヴァシロフから「ミァハはチェチェンで待っている」と聞かされ、チェチェンに向かう。

1週間の期限を迎えた日、チェチェンの山奥にある旧ロシア軍基地でトァンに再開したミァハは「生府の健康・幸福社会によって居場所を失った多くの人々が自殺している」として、「人間の意識を消滅させて世界を“わたし”から救う」と真意を語った。トァンはキアンとヌァザの復讐のため「ミァハの望む世界を実現させるけど、それを与えない」と伝えミァハを射殺する。復讐を果たしたトァンは息絶える寸前のミァハと共に基地の外に出て、「人間の意識=わたし」が消滅する世界に別れを告げる。

 

ようは「安全かつ幸福な生涯を保証されている世界が、ある人物によって崩壊の危機に直面する」というストーリーです。この点では「サイコパス」とよく似ています。(あちらはみんながみんな幸せという訳ではありませんが‥)

 

最後はプログラムが実行され、人々は常に合理的な選択をし、幸福を得るようになったという終わり方ですが、それは考え方によっては「生きているとは言えない状態」とも言えるので

この作品がハッピーエンドだと思うかバッドエンドだと思うかは、人それぞれだと思います。

 

原作はこちら

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)